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掲載日:2014年12月18日

離婚弁護士が教える『モラハラの全て』

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初回30分無料相談。モラハラ問題は弁護士髙井が担当します。 

はじめに

最近の離婚相談で圧倒的に多いのがモラハラに関する相談です。

うちの夫はモラハラ夫だ!というご相談もあれば、妻がモラハラで耐えられない、という相談も同様に非常に多くなっています。

さらに、恐ろしいことに、モラハラだという自覚がなくご相談になっているケースも実に多くあります。周りから見れば明らかに異常なことが起きているのに、夫婦なんてこういうもの、と思っていて、当の本人は異常さに気づいていないのです。

相談を聞いている中で、妻がモラハラに思えてならなかったので、「奥さんは、あなたに包丁向けたりしませんか?」と聞いたら、「ありますけど、まぁいつものことなんで」などと言われてしまうこともあったりします。

これほど激増しているモラハラについて、実例や対応策についてお話しをしたいと思います。実際にあった事例も守秘義務に反しない形でご紹介します。

現在モラハラの被害にあわれている方にはぜひ対応の参考にしていただきたいと思います。また、幸い今は被害にあわれていない方も、今後被害にあわないために、ぜひ頭の片隅に留めておいていただきたいと思います。

弁護士 高井重憲

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1.モラハラの実例

そもそもモラハラを理解していただくために、まずは夫によるモラハラ、妻によるモラハラそれぞれの実際の例をご紹介したいと思います。

1-1.モラハラ夫の実例

夫によるモラハラ的な行為としては例えば次のような行為があげられます。

1)侮辱的発言
食後に洗い物をしている際に食器を割ってしまったら、「そんな簡単なことも満足にできないのか。誰のおかげで飯が食えてると思っているんだ」などという。

2)威嚇的言動
夫が帰宅したときに部屋の中に物が出しっぱなしだった、といったすぐに解決できる些細なことがあると、大声を出したり物を乱暴に扱って大きな音を出す。

3)束縛
妻が、同窓会に行こうとすると、誰と一緒でどこに行って何時に帰ってくるのか、と問い詰める。

4)責任転嫁
子どもが怪我をするといけないから使ったハサミはすぐに片付けてもらいたい、と頼むと、今片付けるつもりだったのに、お前のせいでやる気がなくなった、等と反論される。

5)問題のすり替え
子どもが喘息になってしまっているので部屋の中でタバコを吸うのはやめて欲しいと頼んだら、喘息になったのを俺のせいにするのか、等と反論してくる。

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1-2.モラハラ妻の実例

妻によるモラハラ的な行為としては次のような行為があげられます。

1)経済的虐待
家計は全て妻が管理し、夫には少額の小遣いしか渡さない。家計が苦しい(あんたの稼ぎが悪い)と言うわりに、自分はブランド物を買ったり、ホテルのレストランでランチを食べている。

2)ヒステリー
疲れて帰ってみると部屋の中が散らかり放題で、妻はソファーでテレビを見ながらお菓子を食べている。見かねて部屋を片付けたらどうか?と言ったところ、大声で、自分は家事をしていて大変であるとか、あんたはモラハラ夫だ、等と騒ぎ続ける。

3)束縛
夫の帰宅が遅くなると途端に不機嫌になり、帰ってくるなりどこに行っていたのか、誰といたのか、等と問い詰める。

4)思わせぶりな言動
子どもを連れて夫の実家に遊びに行こうとすると、自分は行きたくない、と言い、あなたと子どもたちだけで行ってきて、と言ったのに、いざ言うとおりに行こうとすると、私が我慢すればいいんだから・・・等とわざと聞こえるような声で言う。

5)自傷行為
夫が離婚したい等と言い出すと、マンションのベランダから飛び降りようとする。

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1-3.モラハラとは支配者と奴隷の関係である

ここに示したようなものが典型的なモラハラ的言動と呼べるものになります(もちろん全部が当てはまる場合もあれば、一部だけが当てはまる場合もありえます)。

結局、モラハラとはなんなのでしょうか?
他のサイトなどでは精神的な虐待、等と説明している例も見られます。しかし、あまり本質を突いたものとはいえないように思われます。

端的に言ってしまえば、モラハラとは、支配者と奴隷の関係である、と考えると非常にしっくりきます。

1-3-1.奴隷のように尽くすことを要求される

モラハラ夫(妻)は、相手方に対し、奴隷のように全てをなげうって自分のために尽くすことを求めます。先ほどの例で言えば、モラハラ夫は、帰宅をしたときに、自分が望むような状況に部屋が片付いていることは当然と考えますし、モラハラ妻は、夫が自分のためにお金を稼いでくるのは当然と考えています。

そして、自分への奉仕が足らないと感じたときには相手方を非難し、罵ります。先ほどの例で言えば、モラハラ夫が威嚇的言動に出たり、罵ったりすることは、まさに支配する立場のものだからこその行動ですし、モラハラ妻が稼ぎが悪いと非難するのも、徹底的に尽くされるのを当然と考えているからに他なりません。

そして、自分の支配下にある奴隷である以上、束縛をするのは当然と考えてなにも疑問に感じません。

1-3-2.奴隷の反逆への対応

他方で、奴隷である相手方配偶者が意見、希望を出そうとした場合には、徹底的な弾圧を行います。

モラハラ夫の場合には、力による支配を強めようとしてきます。例えば、侮辱や威嚇を強めたり、自分の方が立場が上であることを誇示し、相手方を弱体化させるために、責任転嫁や問題のすり替えを行って相手を非難します。

これに対し、モラハラ妻の場合はさらに巧妙です。力では支配関係を築けないので、夫に対し、思わせぶりな行動を取ってみたり、さらには相手の行動によって自分は死を選ぶかのような態度を示すことで、夫が良心の呵責を覚えるように仕向け、支配を強固なものにしていくのです。


このように、モラハラとは、まさに支配の構図に他ならないのです。

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2.モラハラの原因

2-1.根本的思考回路

モラハラの根本的な原因は、度を超した自己愛、にあります。

もちろん、人間であれば誰でも自分のことは大切です。問題は、モラハラをしてしまう人は、その程度が度を超しているということです。

プライドが高く、全ての人から尊敬され、大切にされることが当然であると考えています(そのような自己愛感情を満たすために社会的に成功を収めているケースも珍しくありません)。

また、その反面、モラハラをしてしまう人は、配偶者も同じく1人の人間であるということには思いが至りません。相手方を尊重するという考えをもつことがどうしてもできません。

その結果、本来であれば対等な関係であるべき夫婦の関係が、片方が他方を支配するといういびつな関係に陥ってしまうのです。

2-2.モラハラ夫の原因:男尊女卑思想の極地

モラハラ夫の根本的な思想は、やはり男尊女卑の考え方にあると言わざるを得ません。

女は家でおとなしくしていて子どもだけ産めばいい、仕事をするなんてけしからん、ましてや夫に口答えをするなんて言語道断である、と本気で思い込んでいます。

女性を完全に見下しているのですから、対等な夫婦関係など築けるはずもありません。

なお、愛人を作るのは男の甲斐性である、と考えていることも多く、妻は不倫問題でも苦しめられることが多くなっています。

2-3.モラハラ妻は美人が多い? 女王様気質の極地

これに対し、モラハラ妻の原因は、女王様気質とでも言いますか、自分は大切にされて当然、という感覚が、骨の髄までしみこんでいるようなケースが少なくありません。

例えば、美人な女性は小さい頃から可愛い可愛いと言われ続けて、ちやほやされるのが当然だと思い込んでいたりします。結婚しても、夫は全てを自分に捧げるのが当然だと考える素地は何年もかけて培われているのです。

もっとも、一般的に男女が交際するときには、男から交際を申し込むことが多いでしょう。このこともモラハラを生じさせる理由になり得ます。女性側が、好きだと言われて仕方なく相手をしてやっているんだから大事にされて当然、といった思いを抱く危険性はどんな場合でもあるところです。

3.モラハラへの対応

配偶者がモラハラ夫(妻)だった場合、どうすればいいのでしょうか?

大きく分ければ2つの道があります。関係を続ける道と解消する道です。
大変残酷な言い方になってしまうかもしれませんが、どちらも茨の道であることは間違いありません。いずれにしても、強い覚悟が求められます。

3-1.相手を変えるのは無理である

モラハラで苦しんでいる方でも、なんとか離婚はしたくない、と考えられる方の方が圧倒的多数です。

つまり、関係は続ける、でもモラハラの苦しみからは逃れたい、ということで、夫(妻)のモラハラを治して円満な家庭にしたい、という希望を非常に多くの方がお待ちです。

ただ残念ながら、モラハラ夫(妻)を変えることはできない、というのが現実です。

 

モラハラは被害を受ける立場から見ると非常に残酷で、苛酷なものです。ですから、善良な人は、そのような行為にでることが理解できず、「なぜこんなひどいことができるんだろう?」と思い悩んでしまいがちです。きちんと話せばわかってくれるんじゃないか、と考えてしまう場合もあり得ます。

ただ、これまでの経験上、残念ながらうまくいった例はほとんどありません。

ご本人同士で話し合ったとしても、そもそもがモラハラ夫(妻)なのですから、話をねじ曲げられたりしてまともな話し合いにはなりません。

家庭裁判所に円満調停を申し立ててみても、そもそも期日に出てこなかったり、裁判なんてしやがって、と激怒してみたりでほとんど身のある話し合いはできません。

珍しく円満調停が成立したケースも、結局しばらくすると元の木阿弥でした。

残念ながら、モラハラ夫(妻)を変える、ことはとても期待できない、というのが現実かと思います。

もっとも、誤解しないでいただきたいのですが、相手を変えようとしてみてはいけない、というつもりは全くありません。説明、説得をすることで相手が変わってくれるのであればそんなに素晴らしいことはありません。

それに、いくら無理です、といってみても、百聞は一見にしかずですから、ご自分でやってみて、やっぱり無理だった、という方がご納得いただけるでしょう。

そういう意味で、相手の説得を試みていただくことも意味があることかと思います。

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3-2.離婚するため超えなければいけない二つの難所

モラハラ夫(妻)が変わらないのであればもう夫婦としてやっていくことはできない!という思いに至ったとしても、モラハラ夫(妻)と離婚するのは簡単なことではありません。

二つの大きな難問が立ちはだかります。

3-2-1.自由は責任を伴う

 難題の一つは、特に女性の場合ですが、自由になる以上は、自分の生活は自分で成り立たせる必要がある、ということです。

 夫婦から他人に戻るのですから当たり前のことなのですが、実際にはなかなか大変な場合が少なくありません。特にモラハラ夫に苦しめられている女性は専業主婦の方が多いので、仕事が見つかるのかという問題もあります。そもそも離婚したら生活できない、ということでどんなに嫌であっても、モラハラ夫の元から逃げられない場合も残念ながら存在します。

 また、もう少し下世話な話をしてしまうと、仮に生活はできるにしても、離婚した場合には生活水準はほぼ間違いなく下がります。

 言い方は悪いですが、貧乏生活を送るくらいならモラハラ夫のことを我慢した方がまし、という考え方も十分あり得るところなのです。

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3-2-2.モラハラ夫(妻)からの圧力

もう1つの難題は、いざ離婚をしようとした場合、モラハラ夫(妻)からの壮絶な弾圧が加えられるということです。

3-2-2-1.支配維持のための圧力

 モラハラ夫(妻)からしてみれば、今まで自分の支配下にあって下に見ていたあなたが突然対等な立場で離婚を要求してくるのです。当然納得などせず、自分の支配を続けるためにありとあらゆる手段を使ってきます。

 モラハラ夫であれば、「お前なんか離婚しても生きていけないことくらいわかってるだろう、なに馬鹿なことをいってるんだ」、「今まで良い暮らしさせてやったのに、恩を仇で返すのか。そんなこといってただで済むと思うなよ。」などと、よりいっそうの罵詈雑言をあびせてきたり、突然悔い改めたかのような態度をとってなんとかなだめようとしたりします(もっとも、実際は、悪かったとは言いながら、自分の非を認めているわけではなく、「ヒステリーだから困る」などと責任転嫁をしているケースがほとんどです)。

 モラハラ妻は、まずはこちらに罪悪感を抱かせようと様々な工作をしてきます。

 例えば、交際中や結婚期間中に、「前に付き合っていた男(もしくは前の夫)からひどい目にあわされてきた」などと自分がいかにつらい思いをしてきたかをアピールしてくる女性がいました。そのような話を聞いて、夫は、「そんな男は許せない、絶対に自分が幸せにするから結婚しよう」とプロポーズして結婚しました。でも、一緒に暮らしてみたら、妻がモラハラ妻でいよいよ耐えられなく離婚を切り出しました。

 モラハラ妻は「あなたも前の男と同じひどいひとだった。自分のことを絶対に幸せにすると言ったのに嘘をついた」等といってなじってくるのでした。

 このように、いわば泣き落としのような工作をしてもうまくいかない場合、今度は自殺未遂を図ったりしてきます。自分が離婚を切り出したことで妻を殺してしまった、というとてつもなく重い十字架を背負うかもしれない、と考えた夫が離婚をあきらめ、自分の支配下に戻ってくるのを期待しているのです。これも、いわば罪悪感を植え付けて支配をしようとする態度の表れです。

 そして、このような罪悪感での支配がうまくいかないとみるや、今度は包丁を向けたりしてくることも珍しくありません。心による支配から武力による支配に移行する瞬間といえます。

3-2-2-2.報復的措置

また、嫌がらせとしか言いようのない態度に出てくることも珍しくありません。

例えば、モラハラ夫であれば、生活費を渡さないといった形で、経済的に追い詰めようとしてくることがあり得ます。
モラハラ妻の場合には、例えば別居している間に子どもに会わせてもらえなかったりします。さらには、会社に乗り込んできて大騒ぎをしたりすることなども予想されます。

これは、離婚を要求されることで自分のプライドが傷つけられたことに対する報復的な意味合いと、嫌がらせに根負けしてあなたが離婚を撤回することを狙っているのだと思われます。

ちなみに、最も多い嫌がらせは、離婚に応じない、ということです。

このように、離婚を求めるに当たっては、壮絶な圧力を覚悟しておく必要があります。これはまさに奴隷解放のための闘いなのです。

3-3.いずれにしても覚悟が必要

このように、2つの道はどちらを選択したとしてもまさに茨の道です。

最終的にはご自分で決断をしていただかなければなりません。ただ、どちらを選ぶにしても覚悟を決めていただくことがとても大切です。ふらふらした状態ですと、相手の圧力に屈してしまい、ますます状況を悪化させてしまいかねません。

例えば、離婚をしよう、と思って離婚を切り出したにもかかわらず、結局相手の圧力に屈して離婚ができなかったとします。この場合、相手は、ますますこちらを軽く見ますから、モラハラは益々ひどくなってしまいます。

また、一緒に暮らすと決めた場合にも、耐えきれなくなって、暴力などを振るってしまえば、今度はこちらがDVの加害者扱いをされるなど、ますます状況は悪化してしまうことは明らかです。

いずれにしても、状況を改善していくためには、強い覚悟が重要になってくると考えています。

 

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4.モラハラ夫(妻)との離婚の方法

4-1.覚悟を決める

繰り返しになりますが、モラハラ夫(妻)に離婚したいと切り出した場合、すさまじい圧力を受けることが予想されます。

切り出す前に、固い決意を持っていただくことが重要です。

4-2.訴訟まで覚悟する

離婚には大きく分けて、協議離婚、調停離婚、裁判離婚の3つがありますが、協議や調停ではいずれも話し合いでお互いが合意できなければ離婚は成立しません。

しかし、モラハラ夫(妻)との間で条件を合意するのはかなり困難な場合が多いといえます。

そもそも、離婚自体応じない、と言われるケースがほとんどですし、1億払ってくれるならいつでも別れてあげる、などと言われるケースもあります(恐ろしいことにどんなに荒唐無稽な主張でも、当の本人は正当な主張だと本気で思い込んでいます)。

これではとても話し合いで解決などできるはずもありません。

モラハラ夫(妻)とは訴訟で勝たなければ離婚できない可能性が高い、ということは心に留めておいた方が良いかと思います。

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4-3.モラハラ対策を熟知した弁護士をみつける

モラハラ夫(妻)との離婚の場合、訴訟になってしまう可能性が極めて高いですから、早めに弁護士を依頼し、戦略を立てることが適切です。

ただ、弁護士であれば誰でもいいというわけではありません。最も大切なのは、モラハラ対策を熟知した弁護士に依頼する、ということです。

モラハラ対策を熟知した弁護士の条件は次のようなものがあります。

4-3-1.モラハラのことを理解していること

弁護士であってもモラハラのことをよくわかっていない弁護士も多くいます。相談をしても、気にしすぎではないか?などと言われては時間と費用の無駄になってしまいます。

モラハラに関する知識があることは最低限の条件といえます。

4-3-2.なにがあってもあなたをサポートしてくれること

また、モラハラ夫(妻)からの攻撃に一緒になって立ち向かってくれることも絶対に必要な条件です。

これは、単にあなたが攻撃を受けたときに励ましてくれる、という意味ではありません。弁護士自身が攻撃されても逃げないで闘ってもらえるか、という点が非常に重要です。

モラハラ夫(妻)は、相手が弁護士に依頼をすると、その弁護士に対しても攻撃を加えてくることがあります。妻(夫)の味方をする者は当然に敵として認識するのです。

実際、モラハラに対して毅然として闘っていると、インターネットの掲示板で誹謗中書の書き込みをされたり、弁護士会に苦情を申し立てられたりといった形の嫌がらせを受けることがしばしばあります。

モラハラに対して依頼者と一緒に闘う覚悟がない弁護士だと、依頼者が攻撃されているときには「応援しています」などといっても、いざ自分が攻撃されるととたんに逃げ腰になってしまったりします。

それではあなたの権利をきちんと守ってくれることは期待できません。
依頼者にモラハラと闘う覚悟を求める以上、弁護士も本気で闘う必要があると考えています。

4-3-3.あなたの気持ちを尊重してくれること

 もう一つ大切だと考えていることは、最終的にあなたの気持ちを尊重してくれる弁護士であることだと考えています。

 実際に、闘いを始めてみたものの、様々な攻撃を受け、やはり離婚を断念されるケースも一定数存在しています。

 子どものことを考えたらやっぱり自分が我慢するしかないので離婚はあきらめます、と言われれば、弁護士としてはその意思を尊重することは当然です。

 モラハラを許さない、という熱い思いは大切ですが、依頼者の意思を無視して無理に離婚を押し進めるような弁護士ではやはり適切とはいえないでしょう。

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4-4.最優先事項は別居すること

いざモラハラ夫(妻)と離婚をすることを考えた場合、最初の山場はいかにして別居するか、という点です。

訴訟で婚姻関係の破綻を認めてもらい、離婚を認めてもらう必要がありますので、別居は避けられないステップになります。

この点について、しばしば、相手に伝えないといけないのでしょうか?とか、相手が納得してくれそうにないんですが、といったご相談を受けます。

 

もちろん、後々のトラブルを避けることを考えれば、相手にも別居に納得してもらってから別居することがベストなのは間違いありません。

しかし、残念ながらモラハラ夫(妻)が別居に同意してくれることなど期待すべくもありません。むしろ、別居しようとしていると知ったら全力で妨害を仕掛けてきます。

ひっそりと、相手方に気づかれないように別居をせざるを得ないことが通常です。もっとも、出て行ったことがわかれば大騒ぎになる可能性がありますので、できる限り近いタイミングで弁護士から受任通知書を送ってもらうことが良いでしょう。


なお、女性の依頼者の方は、別居するに当たって、生活費がもらえるのかが不安、という方が多くいらっしゃいます。別居中は、相手方配偶者にも同等の生活を送らせる義務がありますので、収入が少ない場合には生活費の支払いを求める権利があります(婚姻費用といいます)。

ただ、モラハラ夫が自発的に支払うことは考えがたいところです。速やかに婚姻費用の分担調停を起こすことをお勧めしています。

逆に、男性の依頼者の方の場合は、常識外の金額の請求を受ける場合がありますので、法的に適当と考えられる金額を支払っていただくことが一般的です。

 

この他、相手方を追い出したい、というご相談を受けることがありますが、残念ながら無理と言わざるを得ません。その家に住み続けることと離婚とはどちらかを選ばなければならないといえます。

4-5.離婚条件を考える

別居をした後は、離婚に向けて条件を検討していくことになります。

親権、養育費、面会交流、財産分与、慰謝料、年金分割について検討することは通常の離婚の場合と異なりません。

ただ、モラハラ夫(妻)が相手の場合には、話し合いで解決しようとした場合には、相当の譲歩をしなければ相手方が納得せず、解決できないことが多くなります。

訴訟の場合に認められるであろう条件(言ってしまえば一番離婚できるのは遅くなる場合)を一番有利な条件として、条件面での譲歩と離婚が早く成立することとを比較しながら検討していくことが重要です。

これも、モラハラ夫(妻)とのかけひきですので、やはりモラハラ対策を理解している弁護士と協議することが望ましいでしょう。

4-6.手続きをたんたんと進める

弁護士に依頼し、別居し、条件面の検討が終わったら、いよいよ手続きを進めていくことになります。

弁護士が間に入って協議、調停、訴訟を進めていくことになりますが、相手方はその過程でも様々な圧力をかけたり、嫌がらせを行ったりしてきます。

これらに振り回されることなく、離婚という最終目標に向けて、依頼した弁護士と二人三脚で一歩一歩手続きを進めてくことが重要です。

終わりに

モラハラについては非常に件数も多く、社会に蔓延する闇のようなものになってしまっています。

またなかなか相談する相手もいなくて辛い思いをされている方も多いと思います。

そんなとき、頼れるのはやはりモラハラを熟知した弁護士です。

当事務所では初回相談は30分無料で行っています。

全力でサポートさせていただきますので、モラハラでお困りの方はぜひご相談ください。

 

 

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