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今回は、最近被害に遭われている方が非常に多くなっているモラハラに関して、モラハラに強い弁護士の選び方というか、モラハラの夫やモラハラの妻と離婚をしたいというときにみなさんがどういう弁護士に頼めばいいんだろうかというところをお伝えしたいと思います。
今回は、最近被害に遭われている方が非常に多くなっているモラハラに関して、モラハラに強い弁護士の選び方というか、モラハラの夫やモラハラの妻と離婚をしたいというときにみなさんがどういう弁護士に頼めばいいんだろうかというところをお伝えしたいと思います。
モラハラというのはそんなにまだ古い議論ではありません。脚光を浴びるようになったのは10年もたたないくらいの問題ですので、正直弁護士の中でもあまりよくわかっていない人もたくさんいます。やはり、わかっている人に頼まないといけないということが1個目のポイントです。
もう一つ大事なのは、あなたの味方として闘ってくれますか?というところです。
モラハラ夫(妻)との離婚は闘いです。ですので、きちんとあなたの味方として闘ってくれますか?というところが非常に重要であると考えられます。
そのために依頼をする前の段階できちんと弁護士に質問をして、この人だったら大丈夫だろうということを確認して判断していただきたいと思っています。
前項でも書きましたが、モラハラとはどういうことなのかを理解しているかどうかが重要です。
弁護士もあまりまだ知識がなかったり経験がない、モラハラに対応した経験が少ないという場合ですと、あまりわかっていない場合があったりして、下手をするとあなたの気のせいなんじゃないですかとか、そういうひどいことを言われてしまうような、我慢しなさいと言われてしまったりとか、何のために弁護士に相談したのかよくわからないというようなことがあったりするわけです。
では、この人はモラハラをわかっているのかということに関して、どういう質問をすればいいかというところですが、以下のような質問をしてみるといいと思います。
先生が経験された事件の中でこれはひどいなという例、どんなのがあったのか教えていただけませんか?
この質問で分かることは、弁護士の中でモラハラ被害の具体的なイメージができているかということです。「具体的にこういう被害に遭っている方で――」と中身が答えられるかどうかというようなところが重要であると私は考えています。
酷いモラハラというのはやはり弁護士も大変な思いをしているでしょうから、それ自体から弁護士のスタンスなども伝わるものだと思います。
もちろん守秘義務がありますから、弁護士も多くのことは話してはくれないでしょうし、具体的な詳細をどこまで教えてもらえるかという点は考慮する必要があると思いますけれども、このような質問で具体例を聞いてみることは弁護士のモラハラに関する理解を確認をする上では非常に重要なことだと思います。
弁護士選びのポイント2点目は「きちんと闘ってくれますか?」ということです。
これはどういう意味かというと、正直に申し上げると、モラハラ加害者と対峙することによって弁護士自身も疲弊してしまうことがあります。場合によっては相手方が弁護士に対して直接攻撃を仕掛けてくるということもあったりします。
以前、ご相談があって驚いたのですが、とある法律事務所に相談に行かれた方がいらっしゃいました。
その相手方はとてもひどい相手方で、別居している家に押しかけてきたというようなケースがあったりして、その中でやりとりがあって今トラブルになっているというご相談だったのですが、弊事務所に相談される前に別の事務所にご相談にかれました。そのときに、「押しかけてくるようなことがあったらちょっと困るので他の事務所にご相談されたらどうでしょうか」ということを言われてしまったそうです。
実際、モラハラでは多くの問題がでてくるケースがしばしばあるので、きちんと闘ってくれるのかというところは非常に重要な問題です。逃げ腰になられてしまうと大変ですし、逃げないまでも「この人の相手をするのは嫌だからあなたが我慢しなさい」というような形になってしまったら、あなたの権利は守られません。
ですので、きちんと闘ってくれるかどうかというのは弁護士を選ぶ上で非常に重要だと思います。
どういう質問をすればいいかというところなんですが、「ちゃんと闘ってくれますか」と聞くだけでしたら、当然「ちゃんと闘います」と言われるでしょうから、例えば以下のような質問を投げかけてみるといいでしょう。
先生にも嫌がらせをしてくるかもしれませんが、大丈夫でしょうか?
モラハラ事件を扱っていると、実際に嫌がらせの手紙を送られたり、ネットにいろいろ書かれたりすることがあります。ですので、そういうことをされても先生ちゃんと闘ってくれますかと言ったときに、迷いなくちゃんと闘いますよということを言ってくれる弁護士かどうかは非常に大事だと思っております。
別の項目ではモラハラ被害者の方に向けて「離婚するにせよしないにせよ覚悟を決めてください」と書いていますが、依頼者に覚悟を求める以上は弁護士も覚悟を持つべきだと思っております。
モラハラというのはやっぱり特殊な分野です。なので、モラハラをちゃんと理解してくれていて、かつきちんと闘ってくれる弁護士を選んでいただくことがモラハラの問題を解決する上で一番大切かと思います。
このページを日本全国でご覧になっている方もいらっしゃるかもしれません。当事務所で対応できる数や地域にも限界があるかと思っていますので、この記事を参考にしていただければと思います。
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