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最近、モラハラに関するご相談が増えております。そこで、別の記事ではモラハラ妻の特徴などについてもお話しさせていただいていますが、ここではそのモラハラ妻と非常に親和性がある、モラハラ妻をパワーアップさせる、非常に根深い問題があるテーマということで「実家依存」についてお話しをさせていただきます。
妻からのモラハラに苦しんでいる旦那さんからのご相談を受けている中で、奥さんの実家(つまり奥さんの実親)と奥さんが非常に仲がいいというケースが増えています。
仲がいいことは悪いことではありませんが、典型的には奥さんとその母親が一緒になって夫に対しての不満をつのらせ、夫に対するモラハラを加速させていくという構造が非常に増えています。
結婚生活をしていると当然、夫に対する不満を持つ場面はありうるわけですが、実家依存がどのように影響を与えていくのか、典型的な例をあげてご説明します
奥さんの母親がどういう立場なのかといいますと、多くのケースでは専業主婦です。
夫が稼いできてくれて家の中を切り盛りしてきたお母さんという立場の人が非常に多いです。
母親のほうからしてみれば、「夫というものは妻が働かなくてもいいような稼ぎをしてくるものだ」とか、「夫は妻を大事にするものだ」ということが思想としてあります。
そのような場合に、例えば奥さんがパートで働かないといけないような状態になったときに、母親のほうは夫を軽くみがちになり、ますます奥さんと一緒に夫の不満で盛り上がっていってしまって、夫をないがしろにしていくという方向で働くケースが増えています。
例えば、
といったことがあります。
このように、これはもはや虐待ではないかと言いたくなるようなケースというのも実際ご相談であったりします。
もっとひどいケースでは(これを書いていいのかという問題はちょっとあるんですけれども、)夫を種馬ぐらいにしか見ていないんではないかというケースもあったりします。
どういうことかというと、奥さんの親からしてみれば孫ができます。孫ができると、やはり孫は可愛いですから、一緒にいたいと思います。いくら近くに住んでいても、一緒に暮らしているわけではないですから、もっと一緒にいたいと思うわけです。
そうなってくると、親はますます「夫とは別れてうちに帰って来なさい」という方向で働きかけるということがあります。
このように、まさに孫さえ出来てしまえば夫はいらないといわれているようなひどい扱いを受けているケースもご相談の中で増えてきています。
こういった実家依存の妻に対してどう対応していくべきかということですが、基本的にはモラハラと同じような対応になってくるだろうと思います。
なかなか実家依存の体質を変えることは難しいので、辛い状況であっても我慢していく方向で行くのか、耐えられなくて解消していく方向で徹底的に闘っていくのか非常に苦しい決断を迫られることになります。
特にお子さんがいる場合には大変だと思います。最近のご相談の中でも、つらい思いをされていて「もう無理です・・・」ということで離婚の方向で闘っている方もいらっしゃいますし、やっぱり子供が大事ということで奥さんの元に戻られているケースもあります。
共通しているのは一人で悩まれているケースだと本当に辛いだろうな思われるところです。ただ、あまりかっこいい話ではありませんので、なかなか周りにも相談しにくいというところがあったりするようです。
一人で悩んでいると本当に大変だと思います。離婚するにせよ、しないにせよ、一度ご相談いただければと思います。
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